F-22ラプター
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F-22はアメリカ空軍が保有する世界最高の戦闘機である。
この戦闘機は『ステルス性が高いこと』『アフターバーナーを使用しないでスーパークルーズ(超音速巡航)ができること』『STOL(短距離離着陸)が可能なこと』という3つのSの要求のもとに開発された。
F-22はその性能要求通り高いステルス性とスーパークルーズ能力を併せ持っている。
ステルス性の詳細については軍事機密であり不明だが、レーダー反射面積は0.003〜0.005m2といわれている。
このようなレーダー反射面積が極小の戦闘機に、レーダー誘導方式のミサイルを命中させるのは非常に困難と推測される。
スーパークルーズについてはアフターバーナーの使用なしで最大巡航速度マッハ1.58となっている。
一説にはマッハ1.7まで到達したという発表もある。
また、F-22のエンジンは上下方向に20度まで推力軸を傾けることができる推力偏向パドルの採用によりF-15を上回る旋回性能を持ち、格闘戦性能も高い。
ただし、ステルス性を利用すると敵に探知されない遠距離から攻撃を加えることができるため、そもそもドッグファイト自体が起こる可能性は低いと考えられている。
推力偏向ノズルによる運動性の向上に伴い、パイロットの体が強烈な加速Gに耐えられなくなり、パイロットの体を保護する新型の 耐Gスーツ(CE-ATAGS)が機体と併せて開発された。
パイロットがブラックアウト・レッドアウトを起こしたり、平衡感覚が狂ったりした場合には操縦桿を離すことで機体を自動的に水平状態に復帰させる機能もある。
電子機器も優れており、特にレーダーは約250km先の目標を探知出来るAN/APG-77を装備しており、多彩なモードとの組み合わせにより索敵能力・信頼性・低被捕捉性に秀でている。
電子機器は非常に高性能で、リスク分散のため複数搭載されている。
飛行姿勢はコンピュータ制御されており安定性が高い。飛行操縦系統には、3重のフライ・バイ・ワイヤを使用しており、列線交換ユニットの採用により整備性が高い。
また、F-22の大きな特徴としてネットワーク機能がある。
飛行中のF-22は互いにデータリンクによって戦術情報をやりとりしながら、連携して戦闘行動を取ることができ、索敵範囲を超える敵機及び友軍機の情報を司令部や早期警戒管制機から受信することもできる。
さらにロックウェル・コリンズ社が開発中の高速データリンク・TTNTを2008年から導入する計画である。
∴戦闘性能∴
2007年1月現在においてF-22には実戦経験はないが、「目視は出来ているのに(F-15の)レーダーに映らない」ことさえあるというステルス性により、「1機でF-15を5機同時に相手にできる」と言われている。
実際、訓練中の模擬戦闘では驚異的な逸話がすでにいくつも生まれており、例をあげれば「F-15を相手として100戦以上行われた模擬戦闘で無敗」「アグレッサー部隊のF-16が300回もの模擬戦闘出撃を行ってついに一度もミサイルの射程内に捉えられなかった」「F-22のパイロット4人をF-15に乗せて1対4の模擬格闘戦を行い4機を全滅させた」等だが、模擬戦闘のドッグファイトにおいてF/A-18Fにガンで撃墜された可能性がある(ただし撃墜した側のF/A-18のHUDに投影されている速度が失速寸前の速度であるため疑問が残る。
もっとも、制空戦闘機たるF-15の後継機として開発されたため戦闘力が当たり前に高い)。
さらには、F-15とF-16の2機相手に一度だけ負けている。このように、たとえ有視界戦闘(レーダーに頼らず、目視での戦闘)においても十分な戦闘力を有している。
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