F-22ラプター | 日本への動き



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日本への動き一時配備
2007年1月、米国政府はバージニア州ラングレー空軍基地に所属する第27戦闘飛行隊のF-22A(12機)を沖縄県嘉手納空軍基地に2007年2月17日から5月10日まで暫定配備した。
F-22Aの国外への配備はこれが初めてであった。
一時展開に対し、一部では下記に述べる航空自衛隊のF-X選定に対するデモンストレーションではないかと言う声や、基地周辺の住民からは騒音問題を危惧する声が上がった。
当初、F-22はF-15よりは騒音が少ないと言われており、嘉手納空軍基地での離陸の際は住民に配慮しアフターバーナーを使用しなかったため、騒音軽減が期待されたが、暫定配備中の騒音測定では常駐のF-15と有意な差はなかったことが明らかにされた。

F-22は2月7日に経由地であるハワイ州ヒッカム空軍基地に到着したものの、10日に予定されていた嘉手納への到着は天候不良を理由に翌日に延期され、翌2月11日も「運用上の理由」として延期された。
その後、2月17日になって先遣隊の2機が先行して嘉手納に到着、続いて8機が2月18日に到着、残りの2機は遅れて2月21日に到着した(1機に発電機の不具合が生じた為だという)。

2月11日に発生した「運用上の理由」について、米空軍広報局は2月13日に「ナビゲーションシステムに影響するソフトウェアの不具合が見つかった」為だと説明したが、2日後の2月15日に読売新聞は、2月13日まで行われた六者会合で北朝鮮が米国にF-22Aの嘉手納空軍基地への暫定配備を中止するよう求めたという報道を行い、米国の北朝鮮政策の軟化の表れという見方も出た。
広報局は3月6日に再度「ナビゲーションシステムに影響するソフトウェアの不具合」が、搭載コンピューターの日付更新処理の不具合によるものだったと発表した。詳細な発表については下記の通り。


* 嘉手納空軍基地への移動のため太平洋を横断中、日付変更線を越えた瞬間ナビゲーションシステムに障害が発生した。
* パイロットはシステムの再起動を試みたものの回復しなかったため、航法支援を受けヒッカム基地へと帰還した。
* 基地でのその後の調査により、この障害は搭載コンピューターの日付更新処理の不具合によるものということが判明し、帰還後数時間以内に解決された。
* この手のマイナートラブルは、新型機の配属初期にはよくあることなので、特に重要視しておらず、また追加のテストを行う予定もない。


嘉手納に展開したF-22Aは、「日米の戦術技量と共同対処能力の向上」を目的として、4月26日・27日に航空自衛隊のF-15J・F-4EJ改戦闘機(各2〜4機)、E-767早期警戒管制機(1機)と共同訓練を行った。
訓練には米軍のF-15(2〜4機)とE-3早期警戒管制機(1機)も参加した。

5月9日に米政府は日本政府に対してF-22の日本展開を翌日に終了する旨を通告、5月10日午前3時過ぎから昼前までに全機が嘉手納を去った。





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