F-22ラプター | 政治的問題
TOP
性能・武器
日本への動き
政治的問題
政治的問題
現在、日本政府は空自のF-4EJ改に代わる次期戦闘機(F-X)を選定する作業を進めている。
周辺諸国にSu-27などのF-15と同じ第4世代機の配備が進んでおり、性能面で高い能力が要求されている。
このため、F-22Aなどが候補に上げられている。性能の点から見れば、日本にとってF-22Aの導入はメリットが大きいと考えられる。
ユーロファイターやF-35よりも格段に高度なステルス性能を有するとされているため、偵察任務、防衛任務、場合によっては攻撃任務において圧倒的優位に立てる。
ロッキード・マーティン社のコメントやアメリカ高官の発言などにはF-22Aの対日輸出を支持・容認するものも相当数あるが、現状では課題が多い。
また、2007年7月、米下院歳出委員会は、F-22Aの海外への輸出禁止条項を継続することも決めている。
ほかに適当な機体が無い事もあり、F-22Aに強い関心を持つ防衛省はF-X選定の2009年夏頃以降に延期することも視野に入れているほか、F-22AとF-15FXの『ハイローミックス』案も検討されているという。
F-22の対日輸出は、西太平洋の軍事バランスに大きく影響する高度な政治問題である事に違いは無い。実際、中国では「日本がもしF-22Aを100機配備したら台湾海峡での軍事均等が一気に崩れるだろう」と報道されている。
政治においては、シーファー駐日米大使が「日本の次期主力戦闘機がF-35とF-22の組み合わせで落ち着くことを望む」と発言する一方で、2007年5月29日米国内の親中派が、F-22Aの日本への輸出を妨害しているという報道があった。
中国ロビーの動きと並行して、イージス艦情報漏洩事件を起こした自衛隊の守秘能力に対する強い疑念が生じており、日本への高度軍事技術の移転に慎重な声も大きい。
このためF-22の導入が難航することを予測して、防衛省では、F-4EJ改の運用期間延長の検討を開始したという。
2007年5月2日には韓国の金章洙国防長官が「F-22の導入について「何のために導入しようとしているのか明確にしてもらいたい」と日本に対し懸念を示している。
TOP